かぼちゃエンゼルくらぶ
エンゼルくらぶって?
かぼちゃの花では「LOHAS」がテーマ。かぼちゃエンゼルくらぶとは、皆様に快適で豊かな日々を過ごしていただこうと、悠々美的な暮らしのお勧めをしている活動です。時々季刊誌を発行しています。みなさんも、かぼちゃエンゼルクラブを読んで、日常の中にちょっとだけ優雅なひとときを取り入れていただけたらと思います。
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涼感デザート 〜その贅沢な幸せ〜
クリームの儚い甘さ、そして爽やかでフレッシュなシャーベット。
暑い時期に冷たい快感を手軽に楽しめる涼感デザートはまさに
食の芸術贅沢品。そのひんやりとした心地よい瞬間は、私たちを
どこまでも幸せにしてくれます。
冷たいデザートは1年中いつでも食べられますが、冷蔵庫も製氷
機もないその昔にどうやって誕生したのでしょう?旧約聖書には、
冬に積もった氷雪を夏まで保存しておいてミルクと糖蜜をかけたもの
が登場します。これがアイスクリームやシャーベットの起源だと言わ
れています。また、ローマのジュリアス・シーザーはアルプス山脈から
氷や雪を運ばせ、蜜やワインなどを混ぜて飲んでいたと伝えられてい
ます。そこで生まれたのがドルチェ・ヴィータ。氷雪にバラやスミレ
を浮かせて、果物のジュースやハチミツを注ぎ、植物から取れる香料
のようなもので整えたかなりお洒落なカクテルです。紀元前から
こんな素敵な冷たいデザートが存在したのかと思うと驚きですね。
ネロ皇帝やアレキサンダー大王も好んでドルチェ・ヴィータ飲んで
いたようです。贅と享楽の食文化から生まれたこの華やかな飲み物は、
その後かなりの贅沢品としてヨーロッパの王侯貴族の間で愛されてき
ました。宮廷や別荘でかかえられた料理人や菓子職人達は、競うよう
に様々な冷たいお菓子をつくり、歴史にそのレシピを残していきます。
そして現代では冷凍冷蔵庫という素晴らしい電気製品があるおかげで、
いつでも誰でも手軽に美味しい冷たいお菓子を1年中楽しむことが
できるのです。素敵な世の中ですね。
マリーアントワネットの素敵な田舎風生活
「パンがなければお菓子を食べればいいのに」という無邪気なセリフに凄まじい批難をあびたと言われている(たぶん濡れ衣 でしょう)マリー・アントワネットも生誕250年になります。オーストリアのパプスブルク家からフランスのブルボン家に お嫁に来た可憐な姫君は、ロココの花咲くフランスに新しい文化をもたらしました。大きなりぼんをあしらった広いパニエの ドレスや頭を華やかに見せる羽飾り、彼女のセンスはたちまちフランス貴族のご婦人方の間で評判になり、宮廷の中で常に 流行の最先端でした。しかし、彼女の最大の贅沢は宝石でも舞踏会でもなく、プチ・トリア ノンとアモーの生活でしょう。なんとも羨ましい。 ルイ16世が彼女に与えた美しい離宮の傍にノルマンディー風のアモー(農村)があります。 アントワネットはルソーの「自然に帰れ」という思想に基づいて農園や水車小屋を作り、 実際に農民を住まわせて酪農や釣りをさせ、お気に入りの側近たちだけを招き入れ、調理場で 自ら料理までして楽しんだといわれています。わらぶきの屋根と粗土の壁、小川の傍では放し 飼いの羊がたわむれる素朴でのどかな田舎風生活は、彼女の大のお気に入りだったようです。 たしかに金ぴかのヴェルサイユ宮殿より気楽でのんびりできそうですものね。現代の都会を 離れて田舎生活を夢見るサラリーマンの先駆者のような存在だったのかもしれません。

